喀痰吸引について
- 2008/06/22 13:30
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現在、呼吸器病棟に勤務しています。疾患は肺癌が圧倒的に多いのですが、誤嚥性肺炎やCOPDの増悪など、高齢者が多いのも特徴な病棟です。呼吸器病棟だけではないとは思いますが。
そこでよくあるケアの喀痰吸引についてですが、高齢者は喀痰量も多く喀出力も弱く、有効な咳嗽ができずに弱弱しい咳嗽でエネルギーだけが消費している方も多くいらっしゃいますよね。呼吸リハなどの介入もなかなかできずに吸引をするのが現状です。
吸引もこのような患者は嚥下機能も低下しているので、容易に気管内に入ってしまいます。そうするとかなりの喀痰が吸引できるのですが・・・。うちの病棟では口腔吸引と気管吸引は当たり前のように行われています。吸引=気管内と口腔吸引でセットになっています。喀痰の多い患者は窒息が怖いので、しっかり吸引したいのも分かるのですが、感染の面から考えるとこの行為は疑問が残ります。挿管患者は無菌操作での吸引をしているにもかかわらず、非挿管患者は無菌操作なく気管にチューブが入れられてます。吸引に関しては気管吸引は文献などでもたくさん書かれていますが、口腔吸引になると吸引圧などかなり少ないように思います。
皆さんの病棟ではどうでしょうか?また何か参考になる文献等があればおしえてください。
KOHさん
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